出版社内容情報
ついに国王に謁見する一行。ところが、国王の関心事は、隣国ジャイファンとの戦争のことだけ。ため息をもらしたカールは…。
内容説明
深淵なる地底からわきあがる強靭な鉄を用い、最高の鍛冶職人の技術をもってつくった剣で、手紙の封をあけることもある。壊れた鎌の先っぽをならし、棒きれをくっつけただけの粗末な剣で、国を救うこともある。百匹のドラゴンが結集して攻撃をしかけても、あばら屋ひとつ倒せないこともある。ひとりの魔法修練者が口にしたかんたんな呪文で、百の城塞が崩れることもある。このような神秘を、なんと呼ぶのか。人はそれを“人生”と呼ぶ…。
著者等紹介
イヨンド[イヨンド]
1972年生まれ。慶南大学国語国文学科卒業。97年、韓国のパソコン通信、ハイテルに『ドラゴンラージャ』を連載、98年に単行本化され、ファンタジーブームの火つけ役となる。韓国、馬山市在住
ホンカズミ[ホンカズミ]
1970年生まれ。日本大学芸術学部卒業。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tellme0112
5
三巻が貸し出し中のため、とばして四巻。王と謁見。カールすごい人だったな。だんだんこのテンションに慣れてきた。面白い。2018/04/15
ショーン. H
1
徐々に物語が動いていく 首都に到着し、ひとまず目的を果たした一行に新しい事件が… この巻でのお気に入りのシーンはなんと言っても王城でのカールと国王との対談シーン。 自身にとって最低限許されないラインを侵されたがゆえに反抗するというのは、尊厳を維持する上で大事であるなと 権力に媚びず、自分の立ち振る舞いが周りにどういう影響を及ぼすのか、どのように見られることになるのか、そのあたりまで目を配りながら行動できるカールとフチに脱帽 カールみたいな大人になりたいね2021/12/31
水野洸也
1
首都に到着してからのフチは、語り方からして大きな影響を被っているように感ずる。特に本を買ってからの文体の変化は容易に見て取れる。よく仲間たちの心情を把握できるようになった、というか。その他にも、王城もそうだし、盗賊ギルド、ストレートヘブン、光の塔、グランドストームと、本当にあちこち見て回るから、この巻は本当にカラフルだ。カールの性格もこれまで以上に公けになるから、いくつかの不穏な雰囲気はあるものの、全体的に明るい雰囲気に満ちた楽しい巻だと思っている(どの巻も基本楽しいけれども)。2016/09/07
詩歌
1
良いカカア天下とは、結婚前から夫教育が始まっている。「ぬくもりと喜びに満ちあふれた台所のための料理百選」2014/04/14
れお
1
こっからが、長いんだよな(笑)2014/02/06