出版社内容情報
ミス・マープルの名推理ぶりを描く,「教会で死んだ男」「コンパニオン」「バンガロー事件」の3編を収録する。 小学生高学年から
内容説明
教会で重傷の男が死にかけているのを発見した牧師夫人は、いそいで近くの診療所にかけつけました。だが医師の手当てのかいもなく、けが人は何かを必死に訴えながら、息をひきとってしまいました。警察の調べでは、自殺ということになりましたが、納得のいかない牧師夫人は、おばのミス・マープルに相談しました。話をきいて、ピンときたミス・マープルは、ある計画を思いつき、すぐ夫人といっしょに行動をおこします―。表題作のほかに、ミス・マープルが名探偵ぶりを存分に発揮する「コンパニオン」「死の香草」の二編を収録しました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たつや
22
コンパニオン、死のハーブ、教会で死んだ男、の3つの短編集です。全て、マープルおばあさんが推理していく展開ですが、一話目のコンパニオンはロイド医師の体験談を聴いてるみんなで推理していくという流れでしたが、話だけで、推理することの難しさ、想像だけで推理することでこんなに話を引っ張るの?と、少しイライラしてしまいました。きっと私が、まだまだ未熟なんですね。悔しいです。 2016/07/20
ぴよぴよ
3
面白かった。「コンパニオン」、珍しく謎が途中で解けてテンションが上がった。2012/04/26
ごん
2
最初のやつは大胆なトリックで驚いたけどどれもこれも人間の裏を見るようなストーリーが収録されていた。2017/02/17
ゆっき~
2
ミス・マープルが活躍する短編集。イギリスにコンパニオン(上流階級の婦人の話し相手)なんて職業があるなんて知らなかったな。表題作もいいけど、一人が謎を出して、それを他の人たちが順に推理していく様子が面白かった。2012/04/08
みかん
0
コンパニオン・死の香草・協会で死んだ男2015/11/30
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