出版社内容情報
《内容》 文化人類学的研究の経験に基づくレイニンガーの超文化的看護理論の訳。個人の多様性と普遍的習慣を尊重し理解することが求められる時代に,超文化的なケアリングという理論を用いて,ポストモダーンの限界を乗り越えて前進しようとするレイニンガーの文化ケア理論の完全紹介。看護の専門分野に「民族看護学」という独自の学説を切り開いた40年の研究生活の集大成。 《目次》 第1部 「文化ケアの多様性と普遍性」理論 1)「文化ケアの多様性と普遍性」理論 第2部 「文化ケア」理論を用いた民族看護学的研究 2)民族看護学-「文化ケア」理論の研究を可能にする方法 他 第3部 さまざまな文化に関し「文化ケア」理論と民族看護学の方法を用いた研究の結果 他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nakaki Takao
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マーガレット・ミードとグレゴリー・ベイトソンに指示した本物2016/05/12
m shika
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すっごく難しくて、すっごく大きい!こんな視点で考えるって発想なかった。 サンライズモデル2015/08/16
Ayano
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発行年は古いけど、考え方が当時にしては新しい、かつ斬新でグローバリズム全盛の今、時代がレイニンガーの考え方に追いついてきたという感じがした。「サンライズモデル」の考え方も、読んでいてすごく腑に落ちた。研究内容の一部しか収録されていない、ということだったので勉強中の英語も頑張っていつか原書で読みたい。2023/05/09