出版社内容情報
《内容》 米国政府の傘下機関AHRQが公表した医療安全に関するエビデンスレポートの全訳。静脈カテーテル留置時の感染対策,患者誤認防止法,造影剤による腎障害の予防等々,様々な医療行為を俎上に載せ,その有効性を3,000以上の文献レビューにより検証する。病院管理者,リスクマネジャーをはじめすべての医療関係者必読の書。
《目次》
I 概要
II 患者安全の問題への対応と報告
III 患者安全の実践とその対象
A 薬剤有害事象
B 感染管理
C 外科・麻酔科と周術期医療
D 入院中および入所中の高齢者のための安全実践
E 一般的な臨床における問題
F 組織,構造および文化
G システムの問題とヒューマンファクター
H 患者の役割
IV 安全実践の推進と実施
V 実践の分析
疫学・統計用語の解説
索引
内容説明
本書は、一般的に高い医療費のかかる症状や新しい医療技術に関する包括的かつ科学に基づく情報を提供するものである。
目次
1 概要(医療以外の産業における安全実践方策;エビデンスに基づくレビューの方法論)
2 患者安全の問題への対応と報告(インシデント報告;根本原因分析)
3 患者安全の実践とその対象(薬剤有害事象;感染管理 ほか)
4 安全実践の推進と実施(診療ガイドライン;クリニカル・パス ほか)
5 実践の分析(実践方策のエビデンスの要約方法;エビデンスの強さによる実践方策の評価 ほか)
著者等紹介
今中雄一[イマナカユウイチ]
京都大学大学院医学研究科医療経済学教室(教授)。博士(医学)、MPH,PhD、日本内科学会認定内科医、死体解剖資格(病理)
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