今日から始める短歌入門

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784259546458
  • NDC分類 911.107
  • Cコード C0092

目次

第1章 まず作ってみましょう(短歌のかたち、定型とは;旧仮名づかいと新仮名づかい;知っていると便利な文法 ほか)
第2章 鑑賞しましょう(短歌の歴史がわかるともっと楽しくなる;秀歌を味わう;この作品に込められた作者の思いは ほか)
第3章 短歌をもっと楽しみたい人のために(作品を発表してみませんか;題詠の楽しみ;スランプになったら)

著者等紹介

池田はるみ[イケダハルミ]
1948年和歌山県生まれ。大阪府豊中市で育つ。京都女子大学短期大学部卒業。1985年作品「白日光」で「短歌研究」新人賞受賞。1987年「未来」入会、岡井隆に師事。「未来」編集委員、NHK学園短歌専任講師。歌集に『妣が国・大阪』(ながらみ短歌賞・現代歌人集会賞受賞)『ガーゼ』(河野愛子賞受賞)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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June

22
NHK短歌講師、池田はるみさんによる短歌入門。解説は池田さん本人だけでなく、他の講師や有名歌人によるものを引用。NHK短歌に寄せられた歌と、その鑑賞文を掲載。最後のNHK短歌選者による「珠玉の言葉」が興味深い。その中の、余韻と余情(小池光)『ぽつりぽつりと「間」をおいて言う平凡な言葉にかえって印象が残ったりする。むしろ言いたいことをぐっとこらえて言わない。そういう呼吸が肝要で、昔人が余韻と余情とかいったものもつまりはそれです。』うーむ、難しい。2014/08/13

あうる

20
割りと(再読なので)おも白い短歌がいくつもいくつも。古典を蔑にしないところが信頼出来ます。現代短歌と古典和歌。たしかに現代短歌は共感しやすく面白いのですが、こうして並観してみると古典和歌の方がよりしっくりと感覚野(心)の方に響いてきます。...萬葉は深い。2014/07/27

kaizen@名古屋de朝活読書会

6
番外編珠玉の言葉。NHK学園短歌友の会作品集彩歌の選者の言葉。1季節に沿って歌う雨宮雅子。2一日費やして歌を詠む篠弘。3最後まで輝け安永蕗子。4孤独だが充実した時間岡井隆。5余韻と余情小池光。6歌を作るということは正直になること稲葉峯子。7しっかり観て,その先を見る尾崎佐永子。8第三者の目を持つこと沖ななも。9手垢のついた俗語は使わない石田比呂志。10言葉へのあこがれを持つ島田修二。11多作の勧め河野裕子。12じっくりと感じてください小島ゆかり。13秀歌への理解を深める長澤一作。14思いを歌う北沢郁子 2012/04/21

t

5
短歌を作りたいが、何をどうしていいかわからなかったので。 声に出して読みたい短歌30首。珠玉の言葉がとても参考になった。動詞助動詞の活用、旧仮名使いもまだまだ勉強。2016/10/23

あうる

5
豊富な作例、名歌から、短歌の制作、観賞の作法を学ばせんとする良著。半分位がアマチュア。若干食傷気味?説明が中途半端なのが難点。修辞についての説明が少ない。2013/12/10

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