出版社内容情報
コンピュータを論理の中で動いている機械と見なし,その構造を論理的に数学的に理解することを主眼におく。ハードの基礎からCの活用までを解説。〔内容〕コンピュータハードウェアの基礎/計算のデータ表現と演算/プログラミングの基礎
内容説明
本書では、コンピュータの構造を論理的にあるいは数学的に理解することにより、その本質を理解するための本である。時代とともに急激に進歩している商品としてのコンピュータではなく、四則演算と同じように、手近に使える計算をしてくれる不変な客体としてコンピュータを身に付けることができる。
目次
1 コンピュータハードウェアの基礎(ブール代数の基礎;ディジタル回路;プログラム内蔵型コンピュータ ほか)
2 計算のデータ表現と演算(正整数の表現;負の整数の表現;2進整数の演算 ほか)
3 プログラミングの基礎(プログラムとプログラミング言語;インタープリタとコンパイラ;Cの文法と表現)
4 プログラミングの実際(プログラム実行時の動作;Cコンパイラの動作;オペレーティングシステムの役割 ほか)
著者等紹介
村上俊之[ムラカミトシユキ]
1965年東京都に生まれる。’93年慶応義塾大学大学院理工学系研究科博士課程修了。現在慶応義塾大学理工学部専任講師
矢向高弘[ヤコウタカヒロ]
1965年東京都に生まれる。’94年慶応義塾大学大学院理工学研究科博士課程修了。現在慶応義塾大学理工学部助手
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