流体力学シリーズ<br> 流れの可視化

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流体力学シリーズ
流れの可視化

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  • サイズ A5判/ページ数 204p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784254136548
  • NDC分類 501.23
  • Cコード C3342

出版社内容情報

カラー口絵も豊富に用いて解説。〔内容〕流れの可視化の基礎/層流/流れの不安定/水面波とそれに伴う流れ/乱流/圧縮性流体の流れ/成層流体中の波と流れ/自然流体の流れ/特殊な流れ/コンピュータを利用した流れの画像解析及び可視化

【目次】
1. 流れの可視化の基礎
 1.1 流れの可視化の意義
 1.2 流れ模様の種類と可視化の方法
 1.3 流れ模様の解釈の問題点
2. 層 流
 2.1 極低レイノルズ数の流れ
 2.2 中間レイノルズ数の流れ
 2.3 2次流れ
3. 流れの不安定
 3.1 固体境界に沿う流れの不安定(粘性不安定)
 3.2 自由流の不安定(変曲点不安定)
 3.3 遠心力不安定
 3.4 熱対流
 3.5 密度界面におけるケルビン・ヘルムホルツ不安定
 3.6 その他
4. 水面波とそれに伴う流れ
 4.1 物体のまわりの水面衝撃波
 4.2 クロス波
 4.3 風 波
5. 乱 流
 5.1 固体境界に沿う乱流境界層
 5.2 自由剪断乱流
6. 圧縮性流体の流れ
 6.1 遷音速流
 6.2 超音速流
 6.3 衝撃波
 6.4 燃焼流
 6.5 ジェット
7. 成層流体中の波と流れ
 7.1 内部波
 7.2 水平な円柱をすぎる成層流
 7.3 球をすぎる成層流
 7.4 地面上におかれた物体をすぎる成層流
 7.5 種々の成層状態の乱流境界層
 7.6 水面直下に発達する熱対流層
 7.7 内部孤立波
 7.8 渦輪とソルトフィンガー
8. 自然流体の流れ
 8.1 渦
 8.2 波 動
 8.3 重力流
 8.4 対流現象
 8.5 さまざまな大気状態の中へ排出される煙の挙動
 8.6 建物や構造物まわりの流れ
9. 特殊な流れ
 9.1 ローレンツ力で駆動される流れ
 9.2 砂紋を作る振動流
10. コンピュータを利用した流れの画像解析および可視化
 10.1 トレース法によるカルマン渦列の解析
 10.2 半球状物体まわりの剥離流の解析
 10.3 洪水流航空写真の画像解析
 10.4 NMR映像法
11. 索 引

内容説明

本書は、流体力学に関する書物や論文から選び出された流れの写真を例にとり、それらの写真が何を見ようとして撮られ、何が分かったかについて解説を加えたものである。内容は10章から成り立ち、第1章は流れの可視化技術全般についての簡潔な解説である。第2章から第10章では、便宜上流れを9つの分野に分類し、それぞれの分野の流れの写真例について、それらの写真の撮影が計画された理由、具体的な撮影方法、写真から得られた情報と問題点などについて述べられる。なお、本書では断りがなければ主流はすべて左から右へ向かって流れている。

目次

1 流れの可視化の基礎
2 層流
3 流れの不安定
4 水面波とそれに伴う流れ
5 乱流
6 圧縮性流体の流れ
7 成層流体中の波と流れ
8 自然流体の流れ
9 特殊な流れ
10 コンピュータを利用した流れの画像解析および可視化