出版社内容情報
初めて現代統計学を学ぶ人達のために基礎と概念を図表を多用し解説する。〔内容〕統計学へのいざない／統計データの整理／確率の概念と基本性質／期待値と確率変数の和と積／標本論と数値実験／統計的推測とは／カイ二乗検定・適合度検定
【目次】
1. 統計学へのいざない
1.1 物を正しく造るためには品質管理が必要が
1.2 新薬の開発と適性検査
1.3 形容詞に副詞が結びつくとき
1.4 参考文献
2. 統計データの整理
2.1 統計データの性格
2.2 データの度数分布とグラフ表現
2.3 データの分布の特性量―生のデータより―
2.4 データの分布の特性量―度数分布より―
2.5 演習問題
3. 確率の概念と基本性質
3.1 偶然現象は至る所に一杯
3.2 標本空間と事象
3.3 確率の定義と基本性
3.4 条件つき確率，乗法定理，独立性
3.5 同様に確からしい場合の確率計算
3.6 場合の数の数え方
3.7 確率変数と確率分布
3.8 離散確率変数の分布
3.9 連続確率変数の分布
3.10 演習問題
4. 期待値と確率変数の和と積
4.1 同時確率分布と確率変数の独立性
4.2 確率分布の積率と期待値
4.3 期待値をとる記号“E”の性質
4.4 特定の確率分布の平均と分散
4.5 確率変数の標準化と標準正規分布
4.6 正規分布に関する確率計算
4.7 正規近似
4.8 確率変数の和の分布
4.9 演習問題
5. 標本論と数値実験
5.1 母集団と標本
5.2 統計量の変動の仕方（標本分布）
5.3 演習問題
6. 統計的推測とは
6.1 ２つの比率の比較に関する実例に基づいて
6.2 ２つの平均の比較に関する実例に基づいて
6.3 点推定について
6.4 演習問題
7. カイ二乗検定・適合度検定
7.1 適合度検定の骨子
7.2 分布のあてはめ
7.3 分割表―２つの属性の関連性と独立性―
7.4 分割表―一様性の検定―
7.5 演習問題
8. 演習問題解答
9. 数 表
9.1 標準正規分布表：P｛Z≦z｝，z≧0
9.2 一様乱数
9.3 正規乱数
9.4 カイ二乗（χ2）分布：χ2-表
9.5 ステューデントのt-分布：t-表
9.6 F-分布：F-表（上方５％点）
9.7 F-分布：F-表（上方2.5％点）
10. 索 引
目次
第１編 統計学へのいざないと統計データの整理（統計学へのいざない；統計データの整理）
第２編 確率の概念と確率分布（確率の概念と基本性質；期待値と確率変数の和と積）
第３編 標本量の変動法則と統計的推測（標本論と数値実験；統計的推測とは；カイ二乗検定・適合度検定）
