出版社内容情報
ニュートンのライバルとして活躍し,バネに関するフックの法則や植物細胞の発見者として名高いフックの科学史的評伝。〔内容〕生い立ち/グレシャム・カレッジ/顕微鏡図説/力学/光学/天文学/望遠鏡/精密観測/ニュートンとの論争/他
【目次】
1. フックの略歴と科学的研究の概要
1.1 序論
1.2 ロバート・フックの生い立ち
1.3 学界への登場
1.4 グレシャム・カレッジ
1.5 『ミクログラフィア』
1.6 フックの力学研究
1.7 フックの光学研究
1.8 フックのその他の研究
2. フックの天文学・光学研究
2.1 序論
2.2 天文学における「ガリレオ・パラダイム」
2.3 イギリスにおける望遠鏡
2.4 フックの天文研究
2.5 望遠鏡と精密観測
2.6 フックとニュートンの光学論争
3. 結論
4. 参考文献一覧表
5. 人名索引
6. 事項索引
内容説明
バネの「フックの法則」や植物細胞の「発見者」として現代に名を残すロバート・フック。彼は17世紀イギリス科学界でニュートンの最大のライバルであった。近代科学における「理論」と「実験」の対立を軸に、新しい科学史観を提示する本格的評伝。
目次
第1部 フックの略歴と科学的研究の概要(ロバート・フックの生い立ち;学界への登場;グレシャム・カレッジ;『ミクログラフィア』;フックの力学研究;フックの光学研究;フックのその他の研究)
第2部 フックの天文学・光学研究(天文学における「ガリレオ・パラダイム」;イギリスにおける望遠鏡;フックの天文研究;望遠鏡と精密観測;フックとニュートンの光学論争)