秋田文庫<br> 悪魔の花嫁 〈11〉

秋田文庫
悪魔の花嫁 〈11〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784253172646
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瑪瑙(サードニックス)

40
『残酷な心臓』自業自得かな。生き物の命を簡単に奪う人は好きになれない。『人形の恋』『雪の約束』『恋の重荷』デイモスとヴィーナス兄妹の切ない思い。『鸚鵡のいる風景』鸚鵡の発する言葉が重い。この巻まで来ると、パターンが決まりだして、恋や成功の為に簡単に人を殺す人が多すぎてちょっと食傷気味。2019/03/31

Kana

6
久々にヴィーナス登場。ヴィーナスを思うと複雑な心境になる。美奈子も幸せになってほしいし。デイモスは「死の舞」で美奈子を助けるけど、そんなことをしなければヴィーナスが助かるのにと思ってしまうった。2018/04/07

usakom

2
懐かしくて一気読みしてしまいました。時代は変わっても違和感なく読める!2018/06/08

踊れない人

2
積読本。 p162 心のブサイクは、顔に出るとは言わない?私はよく言ってる。(笑) 解説は、塩沢兼人さん。1954年1月28日~2000年5月10日という訳で、亡くなってた。そう言えば、ニュースで拝見したかもしれないが、記憶って曖昧。。。2018/02/10

blacktea

1
「人形の恋」「雪の約束」ときて「恋の重荷」「死の舞」にまでくると、ヴィーナスに肩入れしてしまう身としては、ああもうだめなんだな、という悲哀を感じずにいられない。デイモスはすっかり美奈子に傾いていて、責任感とか哀れみとか、そんなものでヴィーナスを捨てきれないだけってのがよくわかる。ヴィーナス自身「デイモスは私を見捨ててはいない」だけで、すでに愛されてはいないって悟ってそうなのがなお切ない。情に流される実に人間味のある悪魔だけど、それがヴィーナスをより苦しめているわけで、やっぱ悪魔だよこいつ。2015/06/28

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