実写映画オトナの事情―押井守の映像日記

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784198629793
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0095

内容説明

『資料やビデオに頼らず(いい加減な)記憶に基づいて映画を語ろう』―奇才・押井守監督だからこそ書けた、前代未聞の“無責任”映画エッセイ。

目次

2004(戦史マニアには常識だけど『ワーテルロー』;5分で判る映画『バス44』 ほか)
2005(鬼ママVS家出娘『レッド・サイレン』;最後まで見たけれど『ラット・ゲーム』 ほか)
2006(女優が女優を演じる映画『ゴシップ』;特技は美脚?『氷る月―感じる死体―』 ほか)
2007(架空のリアリティ『ステルス』;これがオリジナルだけど…。『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』 ほか)
2008(きのう見た夢)

著者等紹介

押井守[オシイマモル]
映画監督。1951年生まれ。東京都出身。東京学芸大学教育学部美術教育学科卒。大学在学中、自主映画を制作。1977年、タツノコプロダクションに入社。スタジオぴえろを経て、フリーに。主な作品は『うる星やつら オンリー・ユー』(脚色・監督/’83年)、『機動警察パトレイバー』(監督/’89年)など。『イノセンス』(監督・脚本/’04年)はカンヌ国際映画祭コンペ部門にノミネートされ、’08年に公開された『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』もヴェネチア国際映画祭コンペ部門に出品されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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go

5
押井守の語りが面白いのでこのシリーズ遡って二冊目。テレビでやってる映画を適当に観るというのも少し前の時代になった感。今はもう配信が強いからね2022/02/16

なつのおすすめあにめ

2
押井守監督が映画の制作、犬の散歩、サッカーの試合をみたりゲーム(ドラクエ)をプレイする隙間の時間に、かなり脱力して映画をみた映像日記。最終回が夢についての話でもはや映画でもなんでもないけど、映画と夢の関係性や押井監督の作品を思うと、それでいいのかもしれない。三池監督と会ったという話も両者のファンとしてニヤけてしまう。2017/08/07

みき

2
押井守は見たことないけど、桜玉吉のイラストが可愛かったので。 アニメがきれいなので「スカイクロラ」をちらっと見たけど、興味がもてませんでした。 評論よんでわかったけど、戦争オタク・武器オタクのようなので、そこから映画が回っているのかも。 作る側の方法論や、オタク目線で読み解くリアリティは面白かったです。 でも実践はともなっているのでしょうか?2014/07/22

vonnel_g

0
予告編だけ観て内容が分かるのは日本の映画と「猿の惑星」だけだと思う。2011/10/10

ぱき

0
一読して手抜きに思えるが、騙されてはいけない。 手を抜くまでもなく垂れ流しコメントででっちあげた本書は、作り手である筆者が何の演出もなくつい語ってしまったホンネのオンパレードなのである。 監督のファンのみならず、映画というメディアについて少しでも考えたことのある者は、必ず何か得るものがあるにちがいない。 凡百の印象批判の映画解説書の解毒剤、値段の価値はある。2011/04/25

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