内容説明
いま日本人に武士道精神を見直してほしい。そして、日本人が失ってしまった武士道精神とは、じつは台湾にいまもなお息づいていることを知ってほしい。なぜ台湾にそれが厳然と留まり、燦然と輝いているのか。本書は、それについて詳述したものである。
目次
第1章 台湾人が敬愛する「日本のこころ」
第2章 台湾経済界に遺された武士道精神
第3章 大和魂が切り拓いた台湾博物学
第4章 台湾人に「美の心」を教えた日本人
第5章 日本時代に生まれた独自の台湾文学
第6章 共通言語をくれた日本人と奪った中国人
第7章 台湾史を捏造する中国人の魂胆
第8章 台湾の領有権をめぐる歴史の真実
第9章 「台湾人」を再認識させてくれた日本
著者等紹介
黄文雄[コウブンユウ]
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業。明治大学大学院西洋経済史学修士。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年巫永福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞
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