内容説明
胡新体制で世界のリーダーをねらう新中国。盧大統領下で北への急接近を謀る新韓国。「いまや日本は言うべきことを言う時代に入った」代表的国際ジャーナリストの二人が新アジアを読み解く。
目次
1 日中友好虚構の三〇年(意味不明の「日中友好」;国策としての反日教育 ほか)
2 日韓関係欺瞞の戦後史(『親日派のための弁明』にみた新しい流れ;『親日派―』が日本で読まれることの意義 ほか)
3 日中韓歪んだ三角関係(贖罪史観を捨てよ!;自覚なき外交官たち ほか)
4 事実を見る本物の眼力(中国に報道の自由はない!;韓国報道の醍醐味 ほか)
著者等紹介
古森義久[コモリヨシヒサ]
1941年東京生まれ。慶応大学卒業後、ワシントン大学留学を経て、毎日新聞サイゴン、ワシントン両特派員。87年に産経新聞に移り、ロンドン、ワシントン支局長、中国総局長を歴任。現在ワシントン駐在編集特別委員。75年ボーン国際記者賞、78年講談社ノンフィクション賞、82年日本新聞協会賞、93年日本記者クラブ賞をそれぞれ受賞
黒田勝弘[クロダカツヒロ]
1941年大阪生まれ。京都大学卒業後共同通信社会部、外信部を経て、80~84年ソウル支局長、89年より産経新聞ソウル支局長(現在論説委員を兼任)。韓国・延世大学留学。92年ボーン・上田記念国際記者賞受賞。日本を代表する韓国ウオッチャーとして、その的確な分析には定評がある。在韓20年
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