文春文庫<br> 梟の朝―山本五十六と欧州諜報網作戦

文春文庫
梟の朝―山本五十六と欧州諜報網作戦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 318p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167534035
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

第二次ロンドン会議で山本五十六の副官を務めた海軍の俊英・光延東洋は、なぜ赴任先のイタリアで暗殺されたのか?山本の密命のもと、秘密諜報網“TO”を欧州に構築せんとした男たちの知られざる闘いが、いま明らかとなる。綿密な取材で戦史の裏面に光を当てた、ノンフィクション・ノベルの傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

33
須磨弥吉郎、彼が設立に携わった東機関という秘密諜報網と、山本五十六の副官を務めた光延東洋の怪死と所持していた書類の謎に迫る、実話を基にしたフィクション。東機関の情報はかなり正確であったが、軍部には正式に採用されていなかったり、その情報に用いた暗号が米国に筒抜けだったり、対戦中のアメリカからは得られない情報をヨーロッパから得ていたことなど、興味深いストーリー。2019/08/16

寿里子

2
面白かった。どこからが想像というか作家の独創部分なのかはわからないが、戦時下にこのような活動をし、死んでいった軍人がいたということを、私のようなとんちんかんにも最後までわかるように面白くできていた作品でした。2015/09/27

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