文春文庫<br> エコノミスト三国志―戦後経済を創った男たち

文春文庫
エコノミスト三国志―戦後経済を創った男たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 276p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167263058
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「所得倍増」理論を唱える下村治と、論駁する吉野俊彦。私情を越え日本経済のあるべき姿を真摯に考えたエコノミストたちの熱き闘い

内容説明

「所得倍増」―戦後十余年、日本経済の新たな舵取りの重責を負った首相池田勇人は、この計画に命運を賭ける。その高度成長計画を理論づけた下村治に対し、安定成長を唱える日銀の吉野俊彦が断固反対する。これは、私情を超え国を憂えた二人の論敵を中心に、経済を真摯に築いてきたエコノミストたちの物語だ。

目次

第1章 醜いアヒルの子(無念;「都留天皇」;ケインズを越えて ほか)
第2章 大空を飛んだ日(下村と池田の出会い;天の時、地の利、人の和;この男は天才かもしれない ほか)
第3章 変身(足を靴に合わせろというのか;夜の緊急記者会見;金森の眠れない夜 ほか)