文春文庫<br> 北朝鮮 秘密集会の夜―留学生が明かす“素顔”の祖国

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文春文庫
北朝鮮 秘密集会の夜―留学生が明かす“素顔”の祖国

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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167250027
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0195

出版社内容情報

在日朝鮮人三世として、初めて北朝鮮に留学した著者だから書ける衝撃の体験記。"祖国"の恐るべき実態と自由を求める人々を描く

内容説明

1991年4月、在日朝鮮人の若者が希望に胸をふくらませ、初の留学生として“祖国”へと旅立った。しかし、彼がそこで見た現実とは、極端な個人崇拝、経済破綻、帰国者への差別…。だが、絶望的な状況の中でも、反体制秘密集会に集まる人々がいたのだ。長期滞在し、冷静な視点に基づいて書かれた画期的レポート。

目次

第1章 北朝鮮留学・第一号
第2章 「篭の鳥」の平壌生活
第3章 「地上の楽園」は“円”経済圏
第4章 素顔を見せた「恐るべき祖国」
第5章 恐怖と飢餓の共和国
第6章 秘密集会への招待状
第7章 日本で待っていた“除名処分”

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロキング

2
市のコミュニティ施設のご自由にお持ちくださいの中から発見!とても読みやすく、当時の様子がよくわかりました。ここまで一般市民とのやりとりが書かれた本は初めてでした。現在は一般人の貧しさが少しでも改善されていることを願います。平壌の地ビール、硫酸入りスーパードライ、気になります。2021/02/21

a

0
ダブルシンクそのものが出てきてオーウェル君もびっくりに違いない2015/02/16

主殿頭

0
主体農法の解説に爆笑。

ねむ

0
約30年前、北朝鮮に一年間留学した著者が現地で見聞きしたことを綴る。本書のハイライトは第六章だろう。2023/06/20

山葵

0
1996年出版。同書は、在日朝鮮人の著者が「初の日本からの留学生」として1991年4月から12月にかけて平壌に留学し、そこで見聞きしたエピソードをまとめたもの。留学とはいっても、現地の研究者と共に研究を行うことは許されず、盗聴器が仕掛けられたホテルの部屋で出張を講義を受ける日々。地方に住む親戚の家を訪ねてはその生活水準に愕然とする。ある時、著者はある人から秘密の「学習会」に誘われる。そこでは国の未来を憂う人々が集まり、情報を交換していた・・・2021/12/01

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