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文春文庫
考えるヒット〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 374,/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167107109
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0173

内容説明

宇多田“B29”空襲後の焼け野原に立つのは?槇原の歌に潜むストーカー的心理。北風と太陽でいえば、つんくは太陽型。メガヒット系は触らない「ちょこっとLOVE」のリズム。ドラゴンアッシュは風景と心理にかけるサングラス。だんご3兄弟のエロスについて語り合わないか?答えは本の中に。

目次

JANUARY FEBRUARY MARCH(『ハプニングス』にみる音楽的ユーモアのしかけ;一から十まで15歳とはビックリの宇多田ヒカル ほか)
APRIL MAY JUNE(ドラゴンアッシュよ、今のコトバでラップしてくれ;『だんご3兄弟』にみる「エロス」のさじ加減 ほか)
JULY AUGUST SEPTEMBER(「スナック感」が貴重?中村雅俊の『哀しい人』;マッキーの歌の特徴?「一方的な感情」について ほか)
OCTOBER NOVEMBER DECEMBER(楽曲の懐かしさが幸福へとつながらない深田恭子のうたう世界;松たか子は、しばらく音楽に専念してみては ほか)

著者等紹介

近田春夫[チカダハルオ]
1951年2月25日、東京都世田谷区生まれ。幼稚舎からの慶応義塾を大学で中退。75年に近田春夫&ハルヲフォンとしてデビュー。80年代以降はBEEF、ビブラトーンズなどを率いて時代の先端の音楽を生み出すかたわら、俳優、タレント、ラジオDJ、CM音楽作家、作詞家、作曲家、プロデューサー、そして歌謡曲評論家として独自の批評的スタンスで活躍する。86年にはプレジデントBPMを名乗って日本語ラップの先駆者となり、88年には人力ヒップホップ・バンドのビブラストーンを結成し、精力的に活動。そして、97年からはソロとしてAFROMIX、NO CHILL OUTなどの名義でゴア・トランス・テクノのシングルを次々と発表している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

林 一歩

11
週刊誌連載モノなので当然ながら取り上げられている楽曲は賞味期限超過したものが多いけど、自分が雑食的にあれこれ聴いていた時期なので興味深く拝読。このシリーズ、きちんと読んだ事無かったから、今更ながら面白い。2012/06/16

おおきなかぶ

2
関心のあるアーティストのみ、つまみ読みしました。2022/04/02

大豆

0
猿岩石のCDのジャケットを見て「目がうつろである」とコメントしていたのが面白かった。2012/11/03

寺基千里

0
考えるヒットシリーズを読んでいるうちに、音楽を語るには数打ちゃ当たる戦法が有効なのかなぁと考え始めた。やっぱり聴いて、書いて、考えてを繰り返していく必要がある。その中で的を射ていないような批評もあるかもしれないが、その中で次第に芯をついたような批評が書けるのかなぁと思った。 という訳でこの本自体について書く事がなくなってきてしまった。唯一書くとするなら、これをきっかけに椎名林檎の作品と向き合う事が出来た。ロックといえどその中に幅のあるメロデイが面白いなぁと思い、聞き直しています。2019/07/26

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