文春新書
密約外交

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166602919
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0231

内容説明

日米安保条約決定、沖縄返還の真相を新資料の分析を通じて暴く。

目次

第1章 戦前の日本と密約(日英同盟協約;日韓議定書;日韓協約;日露協約;日満議定書;日独防共協定)
第2章 戦後の日本と密約(有名無実の「事前協議」と密約;旧行政協定に隠れた密約;首相も外相も知らなかった密約;密約さえ結ばずに;密約、越えてまた密約の沖縄;返還にまつわるカネと密約)
第3章 「密約ハ存在セズ」の虚妄(密約と国益;国家の尊厳を蝕む日本の態度;密約の疑い、なお消えず;密約を生む風土と仕組み)
第4章 密約探しの旅に出よう

著者等紹介

中馬清福[チュウマキヨフク]
ジャーナリスト。1935年、鹿児島生まれ。東京都立大学卒業後、朝日新聞社に入り、政治部記者、論説委員、論説主幹、編集担当役員などを経て、現在、常勤顧問。83年から1年間、米国のマサチューセッツ工科大学の客員研究員
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感想・レビュー

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佐島楓

23
戦前、戦後の密約外交について述べたもの。時代が変わってもきれいごとの一切ない姑息とも言える密約が交わされてきたこと、特に戦後は米軍の沖縄駐留において一方的に近いやり取りがされてきたことがわかった。当時の政権担当者も知らないことがあったらしく、ナンセンス極まりない。歴史は繰り返すのだろう。2014/06/24

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