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特命転勤―毎日新聞を救え!

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163689203
  • NDC分類 070.67
  • Cコード C0095

内容説明

経営企画室部長職。著者に課された使命は、国有地の払い下げを受け、大阪本社の新社屋用地を確保して建設することであり、その資金を得るために大阪本社の跡地を売ることだった。著者は必死に食らいついた。政治家に、官僚に、大手生保の幹部たちに。わが毎日新聞を潰してなるものか。周囲で実際に起きたこと、語られたことを忠実に書くことに徹したドキュメント・ノベル。

目次

第1章 特命転勤
第2章 国有財産取得工作
第3章 大蔵省局長人事
第4章 自民党総裁選と五億円の謎
第5章 バブル創出法
第6章 坪八千五百万円
第7章 “毎日バブル”の終焉

著者等紹介

吉原勇[ヨシハライサム]
1938年生まれ。中央大卒。64年毎日新聞入社。京都支局、中部本社報道部、同経済部、東京本社経済部、同部副部長、大阪本社経済部副部長、経営企画室委員、西部本社代表室長、不動産企画室長、編集委員を歴任、94年退社。同年下野新聞社監査役、96年同社取締役、02年退社。同年から作新学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

1
つまらなかった。私的な理由で権力に頼るとか権力を上手く使うとか、消えゆく報道精神とは真逆の渡世の話ばかりだった。2016/12/11

ハザマー

1
噂では聞いていたが、堂島アバンザの成り立ち新聞社に与えられた 特権、払い下げと政治家など面白い内容満載。 誰に頼むか、政治家読み間違えないよにしないと成り立たない事業。2016/02/11

ざっき

0
毎日新聞社の大阪本社屋の売却に尽力した記録。毎日新聞という会社の著者の働きかけによる政治への影響力、政治家一人の力がこれほどにも日本の経済、地価を左右してしまうんだなと感じた。著者が新聞記者だけに文面は読みやすく、引き寄せられるものがあり、最後までスラスラ読めた印象。著者の一つの事を達成するのに様々な人脈からアプローチしていく交渉力、戦略に感服。2012/02/04

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