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まわり将棋は技術だ―先崎学の浮いたり沈んだり〈2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163654201
  • NDC分類 796.04
  • Cコード C0095

内容説明

先崎、コンピュータに敗北す?あの美人女流棋士が「女史」と呼ばれる理由は?同世代の羽生、森内、佐藤が揃って欲しがるものとは?才気煥発の人気棋士がときに軽妙、ときに真面目に、自在の筆で描く勝負の世界。

目次

指が覚えている(「ハスラー」と「カモ」;ビリー・ワイルダー監督の死 ほか)
中島みゆき様(手書きのぬくもり;将棋の効能 ほか)
双葉の棋譜(ベトナム戦争のはなし;十一年前の一言 ほか)
わが街わが友(歌舞伎町1―酒や煙草にめげず;歌舞伎町2―生意気ガキが連戦連勝 ほか)

著者等紹介

先崎学[センザキマナブ]
1970年6月22日、青森県に生まれる。米長邦雄永世棋聖に入門し、81年、5級で奨励会へ。87年、17歳にして四段に昇り、プロ棋士となる。90年五段、94年六段、99年七段、2000年八段。棋戦優勝は、90年NHK杯、91年若獅子戦の2回。夫人は、囲碁の穂坂繭三段
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てらさか

3
棋士の話あり、カミサンの話ありと読んでいてとても楽しいエッセイ。2019/02/14

tamagotree

3
中田功七段が先崎の修業時代の遊び仲間で、現在は天彦名人の師匠。やっぱ、将棋の棋士は人数そんなに多くないし、色々と人物エピソードは楽しい。(図)2018/11/03

kasai toru

2
羽生世代のライバル心を書いた、チャイルドブランドが心に残る。エリート達のライバル意識というのは、どの世界でも熾烈だと感じる。羽生竜王との早指し棋戦でのエピソードや会話が、フランクで面白い。

三月うさぎ(兄)

1
2002年ごろの文春連載だから20年前か。さすがにタバコ関係とかセクハラ関係とか自虐的に自己言及してもちょっと許されなくなってきている今から見るとおおらかな時代だとは思う。が、そのあたりからきちんと将棋の普及は棋士のキャラクターを前面にして子供より大人をターゲットにしてとか、コンピュータには必ず負ける時が来るけどそれでも人が指す意味が失われないようする方策とか、先見の明もある。今読んでもたんなる昔はよかったな的な読み物にならないところが軽妙だけれど重厚なモノカキだなと思うところ。2023/11/24

bassai718

1
文章うまいなあ。将棋界や日常の話など、軽妙でエッセイかくあるべしという本。2019/11/23

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