書下しノンフィクション人間発掘<br> 江田三郎―早すぎた改革者

書下しノンフィクション人間発掘
江田三郎―早すぎた改革者

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163484709
  • NDC分類 289
  • Cコード C0031

出版社内容情報

浅沼稲次郎刺殺のあとを継ぎ、委員長代行となり、社会党のホープといわれた江田三郎は、なぜ離党して行かなければならなかったか

内容説明

政界再編と政権交代を追い求め、「ビジョン」を示して未来と希望を語り続けたその生涯。

目次

第1章 没後の輝き
第2章 鮮烈な登場
第3章 女流作家の「恋人」
第4章 シリウスは見えんか
第5章 柔らかな運動家
第6章 書記長への道
第7章 構造改革の旗
第8章 江田ビジョン誕生す
第9章 政敵・佐々木更三
第10章 政界再編の曙
第11章 突然の終演

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズキパル

1
日本社会党の書記長等を歴任し、最晩年には政界再編を隠して社会市民連合を設立した江田三郎の伝記。戦前は労農派マルクス主義者として農民運動に尽力し、社会党入党後も左派に身を置いた人物だが、理論より実践を重視で、新しいもの好きで諦め早い性格が端々に読み取れた。「構造改革論」や「江田ビジョン」「社公民共闘」など、次々に新しい主張を取り上げるものの、党内では左派からの突き上げや派閥抗争に負け続ける様子は悲劇的。2019/06/16

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