内容説明
食べ物に関する大規模な祭典が行なわれることになった。ピカックスには新しいレストランやチーズの店が次々と開店、ココもすっかりチーズ好きに。同じ頃、ピカックスのホテルに黒ずくめの服装をした謎の女性が宿泊しているとの噂が流れる。数日後、その女性の部屋で爆破事件が起きた。当の女性は直前に姿を消しており、クィラランは行方を追うが…チーズをねだるシャム猫ココの真意は?おいしい話題を満載した第16弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コジ
27
★★★☆☆ 本作は「猫は~する」のタイトルを持つシャム猫ココシリーズの29作中の18作目。でもこのシリーズを読むのはこれが初めて。今作を読む限りではこのシリーズは探偵役の主人公が事件に無関係そうな日常と猫からヒント貰って事件を解決する典型的な探偵猫コージー・ミステリーの印象。この「猫はチーズをねだる」では、猫と並んで破壊的な魅力的を放ったのはチーズ、そしてスープにパスティそして「七面鳥」とたっぷりな食要素。ただしミステリーとしてはかなりアッサリ味。2016/10/29
にゃおん
5
字だけだと味や香りや見た目が伝わりにくいんだなぁ・・・ということを痛感。チーズとか家具の細かい部分の装飾とか・・・。2014/02/05
kaizen@名古屋de朝活読書会
3
ホテルの爆破事件。 シャム猫ココシリーズ。 文庫の表紙の絵は、猫のいろいろな姿勢を書いています。色使い、猫の姿の捉え方など、それだけでも購入する価値があると思いました。 主人公クィラランは母の知り合いの金持ちから遺産相続を受けた人間です。猫との間友達のような、猫に使われているような関係が面白い。 猫と主人公が特別の能力を少しづつ持っているようだ。 爆破対象ではない人が亡くなっている。 悲しい話なのに、新聞記者らしい淡々とした話が進んでいく。 チーズテーブルには3種類のブルー。 2011/07/20
寧々子
2
「食の大探求」が行われるのでチーズの話題がたくさん出てきます♪ 知らないチーズの名前もあったので食べてみたくなりました~ ココとヤムヤムもチーズに夢中です!! チーズに夢中になりながらもココはちゃんとクィラランに事件のヒントを送ります。 ココのヒントだけに注目して犯人を当ててみるのも楽しい読み方かも♪♪♪2009/02/22
くわずいも
1
再読2020/04/23