ハヤカワ文庫<br> 最後の一球

ハヤカワ文庫
最後の一球

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  • サイズ 文庫判/ページ数 223p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150408398
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

シーズンの最終登板の朝、大リーグの名投手ビリー・チャペルは思いもよらぬ話を聞かされた。最近球威が落ちてきたとはいえ、17年間チームのエースとして投げつづけ、野球殿堂入り確実といわれているチャペルが、トレードに出されるというのだ。人生の岐路に立たされたチャペルは、優勝候補の強豪ヤンキースとの試合にのぞむ…野球と人生と女性への愛をみごとに描きあげた、感動的なスポーツ小説、そして美しい恋愛小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

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映画化されるはるか前?に高校生の頃読みました。野球好きなので、内容は非常に満足しました。ストーリーは至ってシンプルで、引退間近(決めた?)のピッチャーが最後の晴れ舞台に「完全試合」という‘偉業’を成し遂げれるか、という内容です。そこに大人の恋愛も適度にからんできて、主人公の今までの挫折、苦労を振り返り、明日へ向かって再生を試みる、そんなお約束な展開でもありますが、映像化も納得できる読んでいて、まるで映画を観ているかのような野球描写(特にピッチャーの心理描写)がスゴいです。野球好きな方、ぜひオススメです。

00541381

1
映画が悪くなかったよなぁと思い購入。SFでもないのになぜ浅倉久志さんが翻訳しているのかは謎です。小説版は割合マニアな野球の知識も入っていて、ついていけないけど悪くない。2013/08/01

かたつむり

0
映画も観ました。

銀木犀

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引退することになりそうな投手の1日を描いた作品。ついでに、球団の裏事情や恋人が去っていきそうな危機や完全試合の予感までてんこ盛り。さわやかにドラマチックだが、キャロルは戻ってくるのだろうか。2010/12/14

聖月

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△この本は、爽やか恋愛小説、野球を愛する者の賛歌なのである。でも、評者はピンとこなかった。これは、もう個人的なもので、欠点をあげつらうような部分も小説内にはない。野球は好きだし、爽やか恋愛も泥沼恋愛より好きなのにである。ちょっとメリハリつけて映画にしたら、もっと面白くなるだろうと思っていたら映画化された「ラブ オブ・ザ ゲーム」。ということは、やはり一般的に面白い小説らしい2000/08/28

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