内容説明
グインに負わされた深手によって、イシュトヴァーンは生死の境をさまよう。忌まわしい悪夢との格闘のすえ、意識を取りもどしたイシュトヴァーンの心にはある変化が起こっていた。いっぽう、山火事に追い立てられ、ユラ山系を逃げまどっていたグインとスカールたちは、グラチウスが起こした突然の豪雨に、九死に一生を得る。またそのころ、ユラ山系の状況を伝え聞いたケイロニア軍内でも、グイン捜索のための新たな動きが。
著者等紹介
栗本薫［クリモトカオル］
別名に中島梓。東京生まれ。早稲田大学文学部卒。７７年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。７８年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。小説作品は、ミステリ、ＳＦ、時代小説、耽美小説と多岐にわたる。ライフワークともいうべき一大長篇ロマン「グイン・サーガ」は、２００５年に１００巻を達成し、早川書房より継続刊行中
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感想・レビュー
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starbro
160
★超大作（公式表現：未曾有の大河ロマン）『グイン・サーガ』シリーズ全180巻完読プロジェクト（ギネスに挑戦！） https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、正伝103巻（128/180）です。今巻は、グイン＆マリウス再会の巻でした🐆 続いて正伝104巻へ2022/10/02
nonたん
35
な、なに？ヴァレさんがカッコ良く見えたなり！ぐらちじじぃとイェライシャおじいちゃんが激突。そんなところにヴァレさん行ったら危ないのに～～。もう上級魔道師より上にいってるよね。そして、ひばりくんはイロイロまたもや助けられて、念願の二人旅が始まるって感じですかね。2013/05/14
きらら＠SR道東民
22
久々にアップテンポな展開ですんなり読了出来ました。表紙のヴァレさん、かっこよすぎです。それにしても大御所魔道師同士の対決は、周りにいい迷惑。とばっちりで5人もの魔道師が犠牲に。この先グイン探索隊は何処に・・・2014/09/13
Toshy
18
久しぶりに面白い巻でした。現時点の主役級が一通り出演していました。2014/04/13
きーみん
18
ヴァレさん貧乏クジ体質全開！毎度の事ながらお気の毒。最後にお気楽ひばりが出てくるおかげで、いっそう哀れ。これも作者の特別な愛かな〜？2011/05/31
