ハヤカワ文庫
宿命の子ら―マロリオン物語〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 669p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150204150
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

マロリー皇帝ザカーズを加えたガリオン一行は、“闇の子”ザンドラマスがさし向けた魔神を撃退し、聖都ケルに赴いた。これまで幻だけで会っていた女予言者シラディスと対面し、一行はついに“もはや存在しない場所”を探りあてる。そしてこの世のはじまりの頃より続いた“光”と“闇”の宿命、いずれかが選ばれる瞬間がやってきた―“ベルガリアード”と“マロリオン”、ふたつの物語の幕引きにふさわしい壮麗なる完結篇。

著者等紹介

宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
立教大学英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

本木英朗

18
というわけで〈マロリオン物語〉も5巻で終了である。4回目かな。ガリオンたちも今度こそ西の大陸へ帰るってことか。あ、そういえば、東の大陸ではザカーズ皇帝が后妃シラディスと結ばれたこともあるしねえ。さらにさらに、〈闇の子〉たるザンドラマスは負けてしまったこともある。その辺がちょっとと言えば、ちょっとと言えるけれども、まあそれもありかなあ。とにかくこれで〈ベルガリアード〉と〈マロリオン〉の二つの物語は終わりである。あとは〈魔術師ベルガラス〉と〈女魔術師ポルガラ〉だが、それはまた今度ね。いやー、よかった。2020/01/05

タッキー

7
ついに計10冊の本編が完結。最後の戦いに至るまでの盛り上がり。最後の戦いと終わってからの後日譚。仲間との友情あり別れあり。いやぁ久びさに面白いファンタジーを読みました。ファンタジー好きには本当におススメしたいシリーズです。残るはベルガラスとポルガラの外伝が6冊。これも読まないと!2018/12/08

ぱでぃんとんⅡ

6
あ~。終わっちゃった。シリーズ通して読み返してきたけど、いつも寂しい気持ちでいっぱいになります。でも面白かった!次は「魔術師ベルガラス」読むぞ。2010/06/21

しまっち。

5
一気に読み進み、あ~面白かった、と満足したのである。この旅が終わってしまって残念な気すらする。でもみんなハッピーエンドで楽しいね。エリオンドだけこれから試練なのかな。ストーリ展開としては正直ちょっと理解しきれていないところもあるけれど、ただただ個性豊かなキャラクターがわいわいとしているだけで十分楽しめてしまう。まだまだ読みたい気分。すっきりとした面白さであった。2018/08/25

shou

4
多民族の特徴や人物の個性の描写が面白く、ユニークさもあって王道を存分に読ませる作品の満足の結末。2016/04/23

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