内容説明
人喰い鬼といえば、力は強いが醜悪で愚鈍、おまけに美しい娘ばかり好んで喰う怪物と相場が決まっている。ところが、メリメリは違っていた。菜食主義者の父親と人間の女優を母親に持つせいか、気がやさしくて、お人好しに生まれついてしまった。自分には人喰い鬼としての何かがたりない。いったいそれはなんだろう?メリメリは、よき魔法使いハンフリーに相談し、探索の旅に出た。ところが、彼の行くところ次々と、それぞれ悩みを抱えた美女が現われる。結局、総勢7名の美女を引き連れて、メリメリは息つくまもない危難に立ち向かうが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Saiid al-Halawi
8
オレサマ オマエ マルカジリじゃない時のメリメリが好き。cat-ass-trophy2012/11/07
しゅう
4
再々読。結構好き。B2017/01/10
オルガ
4
シリーズの中では一番好きな話。菜食主義者の父親に育てられた人喰い鬼と半妖精の女の子がザンス中を旅していく。この美女と野獣カップルが旅するなかで仲が深まっていく描写がいい2012/11/04
ぱでぃんとんⅡ
3
インブリ登場の巻ですね。第二世代の子供たちが活躍し出して、第三世代につながる関係がたくさん出てきました。続いて再読していくのが楽しみです♪2011/05/30
洪七公
2
既読本1986/11/16