内容説明
国王ロバートは、狩猟のさなか猪に襲われ非業の死を遂げた。王は“王の手”エダードに、後継ぎの王子が成人するまで摂政を務めるよう遺言する。だが王の3人の子らの秘密を知るエダードは、王弟スタンニスに玉座につくよう密使を送った。この計画は暴かれ、エダードは謀叛人として投獄されてしまう…ラニスターとスターク、七王国の2大家間の亀裂はついに表面化し、戦の火蓋が切られた!陰謀と戦火が渦巻く第1部完結篇。
著者等紹介
岡部宏之[オカベヒロユキ]
1931年生、1953年静岡大学文理学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Keystone
11
大きな悲劇が起こり、更なる悲劇に繋がっていく。色々な伏線がすごい。そういえばジョン・スノウ、「死者」との戦いで火傷してたなあ。ドラマのキャストはヌードシーンが多いことを考慮してか、原作よりも全体的に年齢高めに設定してあるような。2018/03/11
riri
9
続きがかなり気になる…それにしても、あの人がああなってしまうなんて…好きな登場人物、上位なのに…。物語としては、これからまだまだ続く感じです。2010/11/03
Masa
8
読了。バラシオンもラニスターも大嫌いです。サンサは少し見直したかな。アリアは少し自由すぎる。ジョンが一番好きだけど、ブランが化けそうな気がする。かれに期待。しかしここで終わるのか。続き、気になるなぁ!2021/02/06
mayuri(Toli)
6
この1冊は、次の物語への序章といったところです。何より目を見張るほど成長したのは、デーナリスとロブの二人ですね。ロブは次巻あたりに視点人物になりそうです。エダードに似てきたりして、この巻ではロブへの好感度急上昇でした。一方、エダードの子どもの中で一番父親に似てるといわれた私生児、ジョンの行く末も気になります。彼の狼であるゴーストが守ってくれるといいのですが。2013/10/31
chocolat
6
誰も彼もが怒涛の展開を迎えており、やめられない、止まらない。それぞれが重い決断を繰り返し、物語は七王国全土を巻き込みながら戦記ものの体を為していく。ジョンとデーナリスの章を読むとファンタジー色が濃く出てくる。しっかしここで終わるか。五巻まで読んでも、話に入り込んでしまい全く長いと感じない。早く続きが読みたい!もう完全に嵌りました。2010/03/01