NHKライブラリー<br> 書のこころ

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NHKライブラリー
書のこころ

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  • サイズ A6判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784140840221
  • NDC分類 728.21
  • Cコード C1371

内容説明

日本の書の歴史にのこる数々の名筆。そこに激しい人生や、精神の凝縮された一瞬、飾らない真実の姿を読み取り、書家の個性と生きざまを探る。日本人が書に託し、表現してきたそのこころとはなにか。独創的な鑑賞眼と自由闊達な見方で新鮮に説き明かす。

目次

最澄―晩秋の風のような
空海―変幻自在の筆致
道風―日本的抒情の香気
佐理―国宝「詫び状」
かなの系譜―典麗な王朝の美学
道元・日蓮・妙超―鮮烈なキャラクター
一休―天衣無縫をつらぬく
庶民の書―素朴な精神の鼓動
白隠―無類のふてぶてしさ
仙〓―風刺とユーモア〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

osakanazuki44

3
王義之の書体は、滑らかでスッキリ。顔真卿も滑らかで力強い。筆記で、人間性だとかは分からない。でも、気になります。2021/03/09

Jun Shino

2
やせてスマートな王羲之風の最澄、当時唐のニューモード、ねっとりして睥睨力のある顔真卿風が良い空海。そらに「三蹟」小野道風、藤原佐理らの書、さらには一休や良寛の筆、石川啄木らについて触れられている。だらしのない人柄で、詫び状に名筆が多いという藤原佐理が面白かった。書と同じ筆で絵も描き入れる福岡の仙厓にも興味。また奈良や京都に石碑があるそうで、また探したい。2020/07/12

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