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出版社内容情報
好評を博した番組「新・映像の世紀」から鮮やかに立ち上がるビジュアルブック。膨大なアーカイブスより1,000余点の静止画を抽出・モンタージュ。
内容説明
本書は「新・映像の世紀」から鮮やかに立ち上がるビジュアルブック。「映像の世紀」を含む膨大なアーカイブスから約1000点の静止画を抽出して、117のトピックスをモンタージュ。20世紀~21世紀の「罪と勇気の連鎖」を描き出す。「瞬間」が連なるドラマから、「現代諸相」の源流が浮かび上がる。“映像史”年表収載。
目次
序 映像は、人間の罪と勇気を照らし出す―連鎖の奇跡の物語
第1章 百年の悲劇は、ここから始まった。
第2章 グレートファミリー新たな支配者。
第3章 時代は、独裁者を求めた。
第4章 世界は、秘密と嘘に覆われた。
第5章 若者の反乱が世界に連鎖した。
第6章 あなたのワンカットが世界を変える。
跋 記録映像の、過去、現在。そして未来。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
123
NHKで放送していた「新・映像の世紀」を軸に「映像の世紀」の内容も包含した作品。1000点に及ぶ画像と解説。印象に残る章が多数。特に第一次世界大戦。第二次世界大戦と現在の問題の萌芽が見える。化学兵器や戦車・飛行機の登場と総力戦の幕開け。連合軍に戦費を貸し付けていたモルガンの後押しによるアメリカ参戦。オスマン帝国を崩壊させる為のアラブ独立というイギリスの空手形。ロシア革命のさなかに起きたユダヤ人虐殺ポグロム。プロパガンダとしての映像の使用も始まる。コラムを読んでいても発見多数。定期的に読み返したい作品です。2017/07/09
鯖
9
個人的には淡々として、何もかもをこちらに委ねてのしかかってくる初代「映像の世紀」のが好きなんだけども。時代が下がるにつれ、報道写真だけでなくスマホやドローンによる写真が増えるのが印象的だった。毒ガスを開発したハーバーと妻のクララの自殺等、様々なコラムも充実。アインシュタインが非難したとの記述に分かるけど、…いや、あなたに言われてもなあという気もするのであった。アウシュビッツ解放後の映像とされていたユダヤの人々がなんで全裸だったのか、番組を見ていて不思議だったんだけど、キャプションにも特に説明はなく。謎。2017/09/10
まさむね
7
NHKスペシャルの名番組を一冊の本にまとめたもので、史料的価値も高いが、やはり映像のインパクトには敵わないように思う。DVD化を希望する。2017/04/30
おおきなかぶ
4
元々、この番組が好きで、読んでみました。やはり、映像の重厚さには敵わないかな。2017/07/01
takao
3
さっと、確認するのによい。2017/03/27