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内容説明
近代化、西欧化を推し進めEU加盟を目指し、建国の理念でもある徹底した「政教分離」政策をとるトルコは、イスラーム諸国にあって原理主義国家とは対極にあり、また深い親日感情を有する力強い友邦国である。激動期のトルコに、日本国特命全権大使として三年余駐在し奔走した経験を元にトルコの実像を鮮やかに描き出す。
目次
序章 なぜ今トルコか―中東から日本を見るまなざし
第1章 愛すべきトルコの大地と人びと
第2章 トルコのジレンマ
第3章 トルコの政治と経済
第4章 伝統のうえに華開く文化―トルコの文化と教育
第5章 地震大国トルコ
第6章 トルコから見た日本
第7章 トルコの旅と出会い
終章 他国を知る、自国を知る
著者等紹介
遠山敦子[トオヤマアツコ]
1962年東京大学法学部卒業。同年文部省に初の女性キャリアとして入省。教育助成局長、高等教育局長などを経て文化庁長官。駐トルコ共和国日本国大使(1996年)、国立西洋美術館長(2000年)、独立行政法人国立美術館理事長(2001年)を経て、同年文部科学大臣に就任。現在に至る
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