安楽死―生と死をみつめる

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安楽死―生と死をみつめる

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140802595
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0030

内容説明

「死を選ぶ権利」とは何か。人間の尊厳を求めて、安らかに死を願う人々がいる。人間の尊厳を求めて、生き続けたいと願う人々がいる。「尊厳死」と「尊厳生」―。そのいずれを選び取るのも、人間の権利なのか。NHKスペシャル「安楽死・そのとき人々は~オランダからの報告」待望の出版化。

目次

序章 問われる「いのちの哲学」
第1章 オランダの決断
第2章 安楽死を生んだ風土と気質
第3章 ある安楽死をめぐる模擬裁判
第4章 日本で求められる終末期医療

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

LLR

3
課題の参考に読了。模擬裁判の部分は、ソロモンの偽証に通ずる部分があって、普通に楽しめたかな。安楽死って死に方を選ぶのか生き方を選ぶのかっていう見方次第で結構変わってくるような気がする。個人的には賛成派だけど、安楽死っていう概念によって根本的な問題意識が薄れていくような気がして恐いと思う。末期には安楽死を選ぶことが当たり前になって、除痛治療だったり、心理的なケアだったりがなおざりになっちゃうような。2016/01/07

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