内容説明
タティングはシャトルとかぎ針とレース糸さえあれば、どこでも、いつでも楽しめる役に立つ技術です。グループや団体を通じて世界中に友人をつくる機会もあります。本書は、簡潔な説明、明解な図案と難易別に分類されたパターンといった全ての面において、細部にわたり大変工夫されています。
目次
口絵作品(ドイリー「華麗」;バッグ「ケンジントン・ガーデン」;バッグ「ウインザー」 ほか)
タティングレースの基本(タティングレースの特徴;材料と用具;シャトルの糸の巻き方 ほか)
知っておきたいテクニック(シャトルつなぎ;最後と最初のリングのつなぎ方;ビーズの入れ方 ほか)
著者等紹介
聖光院有彩[ショウコウインユウサイ]
東京生まれ。1968年より彩鳳会を主宰。’75年文部大臣奨励賞を受ける。英国ダーティントン芸術大学においてMrs.Elsie Luxton M.B.E.(Member of British Empire)に師事。ロンドン ギルドホール ユニバーシティで工芸を学ぶ。ヨーロッパ各地のレース調査や伝統技術の研究、指導にあたり、科学的な指導方法と理解しやすいレース・テクニックの図解はヨーロッパでも定評を得ている。’96年まで英国ディリントンカレッジ講師。著書に「ボビンレース」他多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
22
日本におけるタティングレースの第一人者有彩先生の蒐集したレースの本です。繊細で綺麗なアンティークレースが沢山。うっとりとしてしまいます。作り方のあるレースもどれもうっとりするようなロマンティックな名前と繊細な作り方。イギリスが発祥の土地なことがあってヴィクトリアンだったりローズモチーフだったりするのが多いです。多分私が作るには無理だろうと思うのですけれど、それでも作りたいなあと思ってしまうほど美しいものが沢山。一番可愛いのはひよこちゃんの群れですかね。もうすぐ赤ちゃんが生まれる同僚の方々に贈りたくなります2012/08/25
紫野
3
この本が一番ステキかも。表紙の作品にチャレンジ中。2013/12/08
Aqua
2
最初に買ったタティングの本。作品を作りながら覚えていくというスタンスは、せっかちな私にはぴったりでした。
けいこ
1
★★★★★ これ以上無いくらいの初心者ですが、ページを行きつ戻りつなんとか編み始める事が出来ました。難しいけれどなかなか面白いです。編み始めに切れ端が残らないのは画期的だと思いました。かぎ針編みを自己流でやっていた後遺症か、気づくと人差し指がピンと延びてしまう…。ちゃうやろ、中指ピンとせなあかんやろ。と、自分に言い聞かせつつやっております。2015/04/29
Yanda≒刹羅
1
再チャレンジ。四苦八苦しつつもいつかは大きな作品が作りたいなぁ。。。取敢えず馴れる為にも小さなモチーフなんかを作ってます。編み図見たら圧倒されちゃいますけどヾ(:3ノシヾ)ノシ2013/09/08