内容説明
これからアマチュア初段を目指す方、基本を確認したい有段者の方にわかりやすくという気持で、囲いごとに、攻略のための4つの心得を掲げた。さらに、その心得をプロが実際の対局でどのように生かしているのかを見ていただくために、各項2例ずつ著者の実戦譜を解説する構成にしてある。
目次
第1章 美濃囲い
第2章 左美濃
第3章 穴熊囲い
第4章 舟囲い
第5章 矢倉囲い
第6章 力戦形アラカルト
著者等紹介
屋敷伸之[ヤシキノブユキ]
1972年1月生まれ。北海道出身。五十嵐豊一九段門下。1988年四段、2004年九段。1990年度、第56期棋聖戦で18歳の史上最年少タイトルホルダーに。1期防衛し、1997年度に第68期で復位。2004年に通算500勝達成。2005年10月~2006年3月までの6か月間、NHK将棋の時間の講座講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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私的読書メモ3328
2
題名そのまま、ドリル的に代表的な囲いの崩し方が例示された本。序盤・定跡、中盤・手筋、終盤・詰将棋と修めた上で読むべき本かと思います。中終盤の初歩を学ぶに良い本だと思いますが、符号で一気に進めたりサッと戻るため、一級あるかどうかぐらいの棋力だと、かなり読むのが辛かったです。網羅的ではありますが、その分浅いので、絞って深く掘り下げる本を順に読んでいく方が良いかもしれません。2020/10/31
kinaba
1
勉強になった。真ん中辺りから筆がだれてきちゃってる感もあるけど2009/08/21