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天地人〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784140055038
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

みずからの不利益を承知で“義”をつらぬいた武将たちの系譜を縦軸に、関ヶ原合戦、大坂の陣をはじめとする激動の時代を、豊臣、徳川に相対し、悩み苦しみながらも鮮やかに駆け抜けた上杉家の執政・直江兼続を中心に描く。好評の新聞連載、待望の単行本化。

内容説明

上杉謙信、直江兼続、真田幸村、義をつらぬいた男たちの美しき生き様。

著者等紹介

火坂雅志[ヒサカマサシ]
1956年、新潟県生まれ。早稲田大学商学部卒。1988年、『花月祕拳行』(講談社)で作家デビュー。新史料をもとに描く旺盛な作家活動には定評があり、時代小説界に新風を巻き起こしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Haru

30
戦国時代に上杉家の執政を務めた直江兼続の話。上巻は才能に溢れたカリスマ上杉謙信のもとで成長する前半から、上杉家のお家騒動を経て頭首となる景勝の懐刀として足場を築くまで。謙信から受け継いだ「義」を貫く景勝・兼続主従の深い信頼関係が読んでいて気持ちがいい。乱世ではこの二人のように、目指すものが一致したペアだけが困難を乗り越えられるのだろうな。しかし美丈夫として書かれている兼続が、脳内で大河ドラマの妻夫木くんと一致せず苦労しました。笑 そして「軍師の門」でも思ったが火坂さんはやっぱり池波さんの書き方に似ている。2013/09/15

ミミネコ

11
大河ドラマは見ない人なんですが、「天地人」が無性に読みたくなって借りました。冒頭の妻女山は小2の遠足で、海津城は小1の遠足、川中島古戦場は遊び場でしたので、生まれ育った場所が小説に書かれている事にびっくりしながら読みました。上杉謙信の「義」を実直に全うしていく景勝と兼続。下巻も楽しみ。2018/12/11

moonanddai

8
テレビはNHKに限らず、ほとんど見ないものですから、「今更ながらの」大河ドラマです。歴史小説の「書き方」となると、やはり司馬風になるのでしょうか。時代背景やエピソードなどエッセイ風に差し込まれ、怪しくも魅かれる「女性」が主人公に絡んでくる…。明智からの密書など、興味が引かれるような事件もあったのですね。それにして謙信亡き後、後継争いから、織田方の攻勢など、上杉はまさに風前の灯火。本能寺の変はまさに(密書いわく)「無二の御馳走」。2023/01/08

へたれのけい

8
上杉側からの本は初めて読みます。このあと秀吉→家康と体制が固まっていくなかでも、物語の面白さが続くことを期待してます。  どうなる景勝、どうする兼続ぅ~!2013/08/09

ハッチ

7
★★★★★最近時代小説ばかり読んでけれど、面白かった。織田信長とか武田信玄とかは読んだ事あるけど、上杉謙信は初めてかも。正確には直江兼続の話しだけどね。2014/04/23

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