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NHKブックス
黙殺―ポツダム宣言の真実と日本の運命〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140018910
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C1331

内容説明

「黙殺」がはたして悲劇の始まりだったのか。無条件降伏を要求するポツダム宣言の最後通告に、時の首相、鈴木貫太郎が黙殺言明を行った。この言明が原爆投下、ソ連参戦の悲劇を招いた。トルーマン大統領の原爆投下は百万人の戦闘犠牲者を未然に防ぐための決断であった。―戦後定着した「黙殺」神話や「百万人」伝説を、解禁された米国の公文書等を渉猟して見直し、原爆使用に固執した米国の真の意図を、米ソ角逐のポツダムに探る。

目次

第1章 「黙殺」(一)―悔いを千載に残した老宰相
第2章 ケイト教授からの質問状
第3章 「百万人伝説」が生まれるまで
第4章 ポツダムの暑い夏
第5章 “偶然大統領”トルーマンの苦悩
第6章 導火線を抜かれたポツダム宣言

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カラコムル711

1
この本は2000年に発刊されたもので古書で購入した。すでに図書館で借りて読んでいたが購入した。なぜならこの書は隠れた良書と思うからだ。世にポツダム宣言はポツダム会談の話し合いで作られたというような誤解がある。それが全くの虚報であることがこの本でよくわかる。そのポツダム会談とポツダム宣言は有名な割に日本の歴史書で詳しいことが書かれた本がほとんどない。現代史を知るにはこの本が必読の本である。国際ジャーナリストのわかりやすいエピソードを交えた読みやすい本である。2017/11/23

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