内容説明
島津久光公実紀は久光の履歴を記すると共に幕末に於ける薩藩の動向を見る上に欠くことのできない史料である。文化十四年十月その生立から、歿後の明治四十一年十二月に至るまでの公私にわたる出来事を丹念に収録している。本書は久光の一代記と言うべき書であるが、維新史の要点を編年的に記述し、久光と公卿及び雄藩主との往復文書を多数収め、維新の裏面を知る上に貴重な史料である。原書は全八巻であるが、本叢書は三巻に収録している。
島津久光公実紀は久光の履歴を記すると共に幕末に於ける薩藩の動向を見る上に欠くことのできない史料である。文化十四年十月その生立から、歿後の明治四十一年十二月に至るまでの公私にわたる出来事を丹念に収録している。本書は久光の一代記と言うべき書であるが、維新史の要点を編年的に記述し、久光と公卿及び雄藩主との往復文書を多数収め、維新の裏面を知る上に貴重な史料である。原書は全八巻であるが、本叢書は三巻に収録している。
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