出版社内容情報
風という物理現象は,変幻自在な乱流現象ともいえる.これを支配する法則は煙突の煙を拡散させる小規模なものから,大気大循環のような超大規模のものまである.本書は,このような風の本質を解き明かし,災害・環境・発電・航空・構造物など応用面まで展開する.
内容説明
「数値天気予報」の時代となったいま、それを支える最先端の気象学と、日常だれもが触れる気象現象とを結び、簡潔に解説するシリーズ。
目次
1 気象現象としての風
2 大気境界層の風
3 表面が一様でない場合の風
4 大気中の拡散
5 風力さまざま