出版社内容情報
ヒトはなぜ絵を描くか.脳の視覚情報処理の過程が,描かれるもののなかでどう表現されてきたのか.画家の創造性や独創性とは脳のどのような働きか.近代絵画成立史を脳科学からみる. 毎日出版文化賞受賞
内容説明
神経内科医の臨床経験からうかびあがる、ピカソ、モンドリアンたちの視覚世界。
目次
序章 描くヒト
第1章 見るということ(網膜に写る世界;大脳皮質に写る世界 ほか)
第2章 描くということ(描くための基本技術;描画の脳機構 ほか)
第3章 脳から見た絵画の進化と視覚的思考(心像絵画;網膜絵画 ほか)
第4章 絵画における創造性(視覚的思考;創造性と独創性)