出版社内容情報
電磁気学,流体力学,数値計算など,いろいろな場面で応用される複素関数論.本書はその「役に立つ」側面を中心に,基礎となる要点を整理し,さまざまな応用例についてもくわしく解説する.各章末にはまとめとなる問題(解答付)を用意.例題・図版多数.
内容説明
本書は、理工系学部の大学生に応用数学の一環として読まれることを想定して書いた複素関数論の教科書・参考書である。複素関数論の「役に立つ」側面の理解を目標として、基礎編では簡単な例題を通して複素関数論のポイントを示し、応用編では応用性・実用性に重点をおいた。
目次
第1部 基礎編(複素数と複素平面;正則関数;ベキ級数と初等関数;正則関数の複素積分 ほか)
第2部 応用編(複素数による表現;調和関数;等角写像;等角写像の応用 ほか)