戦間期日本の経済政策史的研究

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  • サイズ A5判/ページ数 372p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130401951
  • NDC分類 332.106
  • Cコード C3033

出版社内容情報

2つの世界大戦,世界恐慌という歴史的変動のなか,日本の現代経済社会形成の画期となった時代の動態を「経済政策史」の視点から丹念に検証する.現代の大きな経済構造変容を考察する際に求められる精緻な資本主義分析への重要な示唆を与える.

内容説明

本書は、すでに過去のものとなった資本主義のひとつの時期・段階を、現代資本主義あるいは国家独占資本主義と名付けて、日本の戦間期にその姿を探る試みである。

目次

第1章 現代資本主義への接近
第2章 日本現代資本主義(戦前期)の研究史
第3章 重化学工業化と経済政策
第4章 第一次大戦後の物価問題
第5章 1926年の関税改正
第6章 第一次大戦後の経済構造と金解禁政策
第7章 金解禁政策決定過程における利害意識
第8章 労働組合法制定問題
第9章 高橋財政期の経済政策
第10章 高橋財政の位置
第11章 戦時期へ

著者等紹介

三和良一[ミワリョウイチ]
1935年東京に生れる。1963年東京大学大学院社会科学研究科博士課程修了。現在、青山学院大学経済学部教授
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