東京大学産業経済研究叢書<br> 企業者活動と企業システム―大企業体制の日英比較史

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東京大学産業経済研究叢書
企業者活動と企業システム―大企業体制の日英比較史

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130401340
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C3033

出版社内容情報

戦間期以降の大企業体制において企業発展の原動力である「革新」が組織と個人に関わって実現されてきた経緯を日英比較の観点から解明.企業をめぐるさまざまな問題領域を歴史的な文脈の中で再検討し,現代の企業を客観的に分析していく枠組みの構築をめざす.

目次

序章 企業者活動と企業システム―問題の提起
1 企業形態と持株会社の機能(イギリス大企業の構造と内部資本市場の変貌;財閥と内部資本市場)
2 企業間関係とビジネス・システム(戦間期英国綿業におけるビジネス・システム;1920年恐慌と「産業の組織化」)
3 流通機構とマーケティング(戦間期イギリスにおける流通機構の変容;流通革新の試み―花王のケースを中心に)
4 生産の合理化と労務管理(「管理の不在」と労使関係;身分制度と職場組織の変遷)
5 研究開発と技術革新(中島飛行機とロールス・ロイス;フォード・システムの導入と現地適応)