出版社内容情報
今日のヨーロッパを語る際,EC法を抜きにはできないが,法的環境の異なる日本でEC法を学ぶことは非常に難しい.本書は40の判例を素材として複雑なEC法の機能に触れやすくし,法と日常の接点をみつけることを意図したEC法の入門書.
内容説明
本書は、加盟国、EC機関、個人のそれぞれが、新しい経済関係において行使する権利と義務についての重要判例を紹介し、その発展としてのEC法秩序について解明する。
目次
序 EUとは何かECとは何か
1 ECの諸機関について
2 EC裁判所における訴訟
3 EC法の法源
4 EC法の規範としての性格
5 市場統合の制度
6 共通政策
結び EC法の学び方