安藤昌益からみえる日本近世

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  • サイズ A5判/ページ数 388,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784130262064
  • NDC分類 121.59
  • Cコード C3021

出版社内容情報

安藤昌益は,自らが生きた時代,社会といかに切り結び,独自の思想を形成していったのか.思想家・昌益の葛藤の実像を明らかにするとともに,そこからみえてくる彼が生きた近世日本という時代を描きだす.日本思想史研究を新たな段階へと進めるべき労作.

目次

第1章 昌益の学問否定の本質
第2章 昌益の学問否定と秋田藩の農民政策
第3章 天変地異の思想―昌益の天譴論と西川如見
第4章 昌益の本草学―肉食をめぐって
第5章 延享期昌益の思想―『博聞抜粋』の基礎的研究
第6章 昌益の思想形成と「太平記読み」
終章 昌益からみえる近世社会

著者等紹介

若尾政希[ワカオマサキ]
1961年岐阜県土岐市生まれ。愛知教育大学教育学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。東北大学日本文化研究施設助手、富山大学人文学部助教授などを経て、現在、一橋大学大学院社会学研究科助教授
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感想・レビュー

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akuragitatata

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ブッチギリで面白かった。これは人として読むべき。読書を通じた思想形成を具体的に読んだ本を特定しながら進めてゆく手法は、文学の人も見習うべきだね。2009/06/20

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