打製骨器論―旧石器時代の探求

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打製骨器論―旧石器時代の探求

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  • サイズ B5判/ページ数 290p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784130262019
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C3020

内容説明

本書は、いままで等閑視されてきた打製骨器に光をあてることによって、石器を中心に研究されてきた旧石器時代像に、どのような光が反射されるのかを把握しようとしたものである。

目次

1 比較の方法(文化の広がりの重層性と比較の方法)
2 骨の変形に関する基礎的諸問題(動物骨の変形についての問題状況;骨の変形・破砕の原理;考古資料を例とした骨破砕の実際―キャスパー遺跡の資料の意義)
3 旧石器時代の打製骨器(中部ヨーロッパ;アジア;日本列島;旧石器時代打製骨器の諸特徴)
4 古生態の推定と理論的課題(現生態と古生態;理論的課題)

著者等紹介

小野昭[オノアキラ]
1946年新潟県上越市生まれ。1969年明治大学文学部(考古学)卒業。奈良国立文化財研究所、岡山大学、新潟大学を経て、現在、東京都立大学人文学部教授
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