中公文庫<br> レイテ戦記〈1〉

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中公文庫
レイテ戦記〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122065765
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を再現した戦記文学の金字塔。巻末に講演「『レイテ戦記』の意図」(昭和四四年)を付す。〈解説〉大江健三郎

(目次より)
第一巻
1 第十六師団
2 ゲリラ
3 マッカーサー
4 海軍
5 陸軍
6 上陸
7 第二十五軍
8 抵抗
9 海戦巻末付録 講演「『レイテ戦記』の意図」解説 大江健三郎(岩波書店版全集より再録)

大岡 昇平[オオオカショウヘイ]
著・文・その他

内容説明

戦争は勝ったか、負けたかというチャンバラではなく、その全体にわれわれの社会と同じような原理が働いている―。太平洋戦争の天王山・レイテ島での死闘を、厖大な資料を駆使して再現した戦記文学の金字塔。毎日芸術賞受賞作。巻末に講演「『レイテ戦記』の意図」を付す。

目次

1 第十六師団―昭和十九年四月五日
2 ゲリラ
3 マッカーサー
4 海軍
5 陸軍
6 上陸―十月十七日‐二十日
7 第三十五軍
8 抵抗―十月二十一日‐二十五日
9 海戦―十月二十四日‐二十六日
10 神風
11 カリガラまで―十月二十六日‐十一月二日
講演『レイテ戦記』の意図

著者等紹介

大岡昇平[オオオカショウヘイ]
明治42年(1909)東京牛込に生まれる。成城高校を経て京大文学部仏文科に入学。成城時代、東大生の小林秀雄にフランス語の個人指導を受け、中原中也、河上徹太郎らを知る。昭和7年京大卒業後、スタンダールの翻訳、文芸批評を試みる。昭和19年3月召集の後、フィリピン、ミンドロ島に派遣され、20年1月米軍の俘虜となり、12月復員。昭和23年『俘虜記』を「文学界」に発表。以後『野火』(読売文学賞)『花影』(新潮社文学賞)『中原中也』(野間文芸賞)『事件』(日本推理作家協会賞)等を発表、この間、昭和47年『レイテ戦記』により毎日芸術賞を受賞した。昭和63年(1988)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ベイス

103
冒頭数章、細かい軍事用語が連なる文体に面食らうが、これに慣れさえすればあとは一気に読ませる。レイテ島で起こったことを、ファクトベースで淡々と綴りつつ、参謀の判断の是非を、日米双方、俯瞰的な見方も交えながら検証する。そこに通底するのは、最前線で戦った兵士ひとりひとりに寄り添おうとする、作者の一貫した姿勢だ。こういう構造だからこそなのだろう、時折差し込まれる、兵士たちの生の声が非常に際立っていて、胸に迫る。これは「戦争の記録」という体裁を纏った「小説」である、という大江健三郎の解説にうなづく。第二巻へ。2023/05/28

nnpusnsn1945

50
今巻は第16師団、レイテ沖海戦と特攻を主題としている。地誌の説明やゲリラの事情にも言及がある。また、参考にした文献の信用出来る点、できない点についても説明がある。作戦のみならず兵士個人個人のエピソードについても語られている。所々に日米軍上層部に対する批判があるのが特徴と言える。読みやすくはないので、NHKの『レイテに沈んだ大東亜共栄圏』を読んでおくと内容をおさえやすい。2022/10/20

おたま

43
8月には戦争に関する小説を読もうと決めていて、今年はこの『レイテ戦記』を読むことにした。読む前にも、この小説を読むことに躊躇した。どうもかなり軍事用語等について詳しい知識をもっていないと、難しいように思われたから。しかし、いつか読みたいとは思っていたので、思い切って読んでみた。読み始めて、やはりかなり手こずった。日本の軍隊とアメリカの軍隊の紹介があり、それが次第に戦闘状態に入っていくのだが、記述はどこまでも詳細だった。〇〇師団の〇〇大隊とか〇〇聯隊とかの部隊名、そしてその進行していく経路が詳しく描かれる。2023/08/18

塩崎ツトム

18
ほとんど準備不足の中始まるアメリカ軍の上陸。連合艦隊はほぼ壊滅。一方でアメリカ軍の進軍も遅れ出し、季節は雨季に突入。神風作戦。バラバラに吹き飛ばされ、腐っていく肉体。未来を奪われた、声のないはずの死者の声が、積み上げられる数字とともに響く。これでもまだ1巻目。2022/10/21

Book Lover Mr.Garakuta

17
【図書館】【速読】【既読】:雑に大雑把に読んだだけではよく理解できなかったが、激戦の果てに日本は敗戦する。何のために戦争しているのか?自分にはよく分からなかった。2023/04/22

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