中公文庫<br> 自民党幹事長室の30年

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中公文庫
自民党幹事長室の30年

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  • サイズ 文庫判/ページ数 390p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122045934
  • NDC分類 312.8
  • Cコード C1131

出版社内容情報

自民党幹事長室に30余年勤めて見聞きした、田中角栄から加藤紘一まで歴代22人の幹事長のことば、しぐさ、素顔。資料を駆使し現代政治の現場を忠実に再現しながら政治家を検証。

内容説明

政策一般、人事、選挙…党務全般を仕切る自民党幹事長は、常に政局の要になってきた。田中角栄から加藤紘一まで、二十二人の自民党幹事長に仕えた著者が、戦後日本の政治を動かし続けてきた彼らの政治的行動から日常の癖、意外な素顔に至るまでを詳細に綴る。激動の渦の中にある自民党と日本の政治を理解するための必読書。

目次

角福戦争(田中角栄―人情と、政治力と、金権と;福田赳夫―大勝負に弱いタカ派 ほか)
四十日抗争(内田常雄―三木おろしを平和裡に収束;大平正芳―哲学を感じさせた政治家 ほか)
中曾根「本格」政権の陰
(二階堂進―再びの角福戦争;田中六助―記者上がりの特ダネ政治家;金丸信―「柔軟」な寝技師)
安竹宮の暗闘(竹下登―目配り、気配りの達人;安倍晋太郎―熱血漢、病魔に倒れる ほか)
流れる自民党(小渕恵三―ソフトな人当たりとしたたかな意志;綿貫民輔―大混乱の予兆に挑む ほか)

著者等紹介

奥島貞雄[オクシマサダオ]
元自民党幹事長室室長。1936年福井県生まれ。61年に中央大学法学部(夜間部)卒業。54年に自由党本部に就職。55年の保守合同で自由民主党本部総務局勤務となる。92年事務局次長兼総裁・幹事長室室長。99年定年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆきまさくん

3
田中角栄元首相から加藤紘一元官房長官までの自民党幹事長のに幹事長室長として仕えた筆者の記録tと記憶を綴っている。側に仕えていた人にしかわからないエピソードがある。筆者にとってのベストワンは、やはり田中角栄元首相だという。逆にワーストワンは小沢一郎元幹事長というように、筆者が見てきた具体的な彼らの行動や言動から、好ましく思っている人、手厳しく観る人など評価が分かれている。当時は派閥政治隆盛の時代であったため、中には派閥の論理や調整により、偶然に近い形でこのポストに就いた人もいる。なかなか興味深い。2020/05/06

太刀河 抹茶

3
保守合同以前から政党職員として働き、自民党の中枢である幹事長室に永く身を置いた著者の労作。著者長年のメモが反映され、政治中枢の裏側を見るようなスリリングさを味わえた。その時々の幹事長を務めた大物政治家を通じて垣間見える人間模様・政治の舞台を存分に語り尽くしている。例えば、田中角栄は話を半分に途中で遮り「よっしゃよっしゃ」で物事の本質を捉え倒していく。一方の福田赳夫は約束の時間を過ぎても尚、存分に話を聞き、恐らくは流している姿勢。どちらが正しいということではなく、個性が政治を動かす。思いのほか、面白かった。2014/04/13

Keita

3
田中角栄の評価は誰が書いても高いな。

うりぼう

3
幹事長って、宴会の幹事のまとめ役じゃないんだ。2006/10/31

choku_tn

2
非公式の自民党史と言えるほど濃い1冊。20歳頃に本書の単行本を読んだことが政治への興味を決定的にし、政治家を見る時の基礎となった。 政党職員の視座から無駄のない一方、感情のこもった言葉で綴られる歴代幹事長の姿と戦後政界の表裏は「事実は小説より奇なり」。物事が当事者の思惑を越えて転がるところに怖さを感じる。 幹事長としての評価が田中角栄は「最高」、小沢一郎が「最低」なのは予想通りだが中曾根康弘の意外な人間味、二階堂進の悲哀、金丸信の政局勘の鋭さなど政治家の「器」と行動生理について考えるヒントがいっぱい。

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