中公文庫<br> 佐渡金山

中公文庫
佐渡金山

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  • サイズ 文庫判/ページ数 393p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784122019270
  • NDC分類 562.1
  • Cコード C1121

内容説明

歴史小説や日本近世史の記述で暗いイメージを付された佐渡金山。金鉱を重視した秀吉は佐渡を直轄領とし、家康は天領として佐渡奉行を置いた。封建政治が内部矛盾を深めていった時代、幕府は大都市に溢れる生業のない浮浪者を鉱山に送りこんだ。苦役を強いられる無宿者と彼らに性を提供する遊廓の女たち。底辺に生きる人々、金山の過酷な歴史、および佐渡文化の断面を克明に描く。

目次

廃墟の文化史
地底の水替
大工と穿子
心中と盆踊り
金銀山の遊女
流人巡礼
技術の社会史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ayane

1
佐渡にまつわるあれこれを編纂したもの。佐渡旅行の前後に読んだ。金山の現場には書かれていない情報も書かれていて勉強になった。帰って来てから残りを読んでも、実際に行った地名とかが出てくると「なるほどそういう街だったのか」と嬉しい気持ちになる。2024/05/31

いんきゃ犬

0
佐渡という流刑地にて、いかに人間が家畜同然に扱われていたのか

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