中公新書<br> カラー版 近代絵画史〈下〉世紀末絵画、ピカソ、シュルレアリスム (増補版)

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中公新書
カラー版 近代絵画史〈下〉世紀末絵画、ピカソ、シュルレアリスム (増補版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121903860
  • NDC分類 723.05
  • Cコード C1271

出版社内容情報

二十世紀の美術は、しばしば思いがけない多面的展開によって私たちを驚かす。時には、これが美術かと疑いたくなるような作品が堂々と展示されることもある。しかし、一見わけのわからぬ抽象画や不気味なシュルレアリスムの作品も、決して画家の気紛れや偶然の産物ではない。それは、近代絵画の流れの中で生まれるべくして生まれてきたのである。このような情況を明らかにする。本巻では、世紀末絵画から抽象絵画までを扱う。

内容説明

二十世紀の美術は、思いがけない多面的展開によって私たちを驚かす。しかし、抽象絵画やシュルレアリスムの作品は、決して画家の気まぐれや偶然の産物ではない。それぞれの美術運動は、印象派で頂点を極めた写実主義を想像力で乗り越えようとするものであった。十九世紀前半から第二次世界大戦にいたる一五〇年間の西洋絵画を概観。下巻は、世紀末絵画から抽象絵画までを描く。増補にあたり、あとがきを新規に収載。

目次

第13章 世紀末絵画
第14章 ドイツ表現主義
第15章 マティスとフォーヴィスム
第16章 フォーヴの画家たち
第17章 ピカソとキュビスム
第18章 キュビスムの画家たち
第19章 幻想の系譜
第20章 エコール・ド・パリ
第21章 機械文明への讃美と反撥
第22章 シュルレアリスム
第23章 バウハウスとその周辺
第24章 抽象絵画への道

著者等紹介

高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932(昭和7)年、東京に生まれる。53年、東京大学教養学科卒、同大学大学院で美術史専攻。54‐59年、パリ大学附属美術研究所で近代美術史を専攻。国立西洋美術館主任研究官、文部技官、東京大学教授、国立西洋美術館館長を経て、現在、大原美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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pukupuku

55
現代美術になってくると、どうしても理解に苦しむ作品があります。ただ、それって、当時は受け入れられなかった印象派が辿った道と同じということなのかな。2018/02/03

ぐうぐう

38
絵画に限ったことではないが、新しい作品は突然変異として生まれるわけではない。それまでのスタイルに対する反動、あるいはそれを超えようとする意志によって起こる。絵画における近代を語る時、それは印象派から始められることが多い中にあって、高階秀爾がロマン主義から書こうとするのは、つまりはそういう理由からだ。高階は言う。「事実、印象派における光の表現は、現実世界にはたしかに存在する形態や質感を犠牲にすることによってはじめて成立するものであった。(つづく)2019/04/17

ばんだねいっぺい

27
紙幅が足りな過ぎる。脱構築が展開し、ゲルニカで頂点を迎え、モンドリアンへと着地するが、マグリットを別として、キュビズム・シュルレアリスムは、視覚的にかっこいいが物語としては痩せている。もっと、たくさんの絵が見たいと思った。青騎士ってかっこいいなぁ。2023/12/30

Nobu A

22
上巻に続き下巻も読了。19世紀初頭から第二次世界大戦までの約150年の絵画美術の旅、純粋に楽しかった。群雄割拠の様相を呈するフォーヴィスム、キュビスム、シュルレアリスム等がどの様に発生し浸透したか、また「芸術の都」とも形容されるパリの土壌形成等、諸説も含めて筆者の解説と考察が知識の扉を開いてくれた。俄絵画ファンにとっては有り難い限り。欲を言えばもっと巨匠の代表作の絵画写真を挿入して欲しかった。75年初版、23年増補版4版。多くの人に読まれている名著。高階秀爾著書2冊目。知識欲はルネッサンス時代へ向く。2024/03/02

ポルコ

20
やっと下巻読了。本に影響されて好きになってしまったブラックの絵画集を読書中に買っちゃった。終盤に出てきたカンディンスキーとクレーの絵も好み。2022/09/12

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