出版社内容情報
「砂漠のキツネ」と呼ばれ敵に恐れられながら、悲劇的な生涯を辿った名将の日記と手紙から、魅力的な人となりと、卓越した戦略の全貌を探る。訳し下ろし。地図・写真多数、索引付。
内容説明
勝利に驕兵を戒め、敗中勝機を織る。兵士の信望を一身に集めた名将が自ら語る統帥の真髄。
目次
第１章 若き日のロンメル
第２章 山岳戦の勇士
第３章 両大戦の狭間の歳月
第４章 ロンメルの幽霊たち
第５章 砂漠の嵐
第６章 砂漠の魔術師
第７章 勝利と衰退の分かれ目
第８章 追い詰められた狐
第９章 退却するアフリカ軍団
第１０章 幕間のイタリア勤務
第１１章 西部防衛
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竹田拓郎
1
ロンメル元帥の素直な感情がこの一冊に詰まっていました。2014/09/15
Narr
0
「俺すげぇ！」という無邪気な彼がそこかしこに見える…気がする。最前線の一級軍人の言葉はいちいち感慨深いです。グデーリアンやマンシュタインのと読み比べるのもいいかも。東部の人ではないので鬱々とした読後にはなりません。あと奥さん愛しすぎ。2011/05/05
