筒井康隆全集 〈第4巻〉 時をかける少女.緑魔の町

筒井康隆全集 〈第4巻〉 時をかける少女.緑魔の町

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  • サイズ B6判/ページ数 363p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106444043
  • NDC分類 918.68

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

32
全集の4巻はジュブナイル系の作品13作が収録されている。古さを感じさせないセンスと楽しさに筒井先生のジャンルを問わない技量の高さを感じる。ギミックとして未来人や宇宙人の道具がよく登場するためドラえもんを思い起こすが収録作品のいずれもドラえもんが連載される前に発表したもの(そう考えるとドラえもんがヒットする土壌は整っていたのかも)。『時をかける少女』はアニメを先に見ていたので原作は割とあっさりとした展開であることが少し驚きだった。『緑魔の町』は先が読めるのに緊張感がある展開なので読んでいて面白かった。2022/11/07

きょちょ

27
長篇1作、短篇17作の、昔で言えばSFジュブナイル小説。 「時をかける少女」は、短篇とされているが中篇だろう。中学生の時読んだが、当時はもっと長い小説だった気がした。 今読んでも色あせない作品。とにかく「切なさ」が何とも言えない。 映画で薬師丸弘子(ん?この漢字で正しいかな?)が主演と聞いてガッカリして観に行かなかった。主人公のイメージが彼女とはまるで違ったからだ。 「緑魔の街」も再読だが、作者は平井和正だと思っていた・・・、記憶というのは実にあいまいだ。 ★★★★2018/04/25

Tadashi_N

24
緑魔の町:自分が少数派になった時の恐怖、オチは筒井康隆さん風、少年サンデー向けなのにこのクオリティ。2021/02/14

林 一歩

23
「時をかける少女」に関して異論はあるかもしれませんが、大林監督の映画版が原作を超越してて、原作そのものにあまり思い入れはありません。アニメも良かった。2013/06/09

meg

6
終わらない課題のために学校の図書館に夜まで居残っていたときに夢中で読んだ思い出の本です。薄暗くてほとんど人のいない図書館の地下で、ここを出たらタイムリープしてたりして!なんて妄想に耽っていた頃が懐かしいです。気づいたら午後9時で慌てたなあ…もう一度あんな風に本を読みたいな

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